■癌患者の会「希望を語る会」
 
希望を語る会 ニュースレター2009年1月号

Comment 2009/01/07

【新年のごあいさつ】 健康増進クリニック院長 水上治

あけましておめでとうございます。
皆様は新年どのようにお過ごしでしたか?私は年末年始ゆっくり自宅で過ごし、山積みになっていた論文や書類を一日一日整理していきました。
実は私の書斎には、約10000冊の本の中に自転車コギやローイングマシンがあり、久しぶりに思い切り汗を流しました。私も、新しい年に向けて、もっと朝早起きして勉強する事や、運動を続ける事など決意を新たにしたのでした。
一人一人が、新たにライフスタイルの改善を目指し、スタートできるといいですね。今年も皆様に満足いただけるクリニックを目指していきます。どうぞお大事になさって下さい。



【新しい年を迎えて】 
           希望を語る会 会長 園公夫

皆さん、明けましておめでとうございます。
病状に一喜一憂していた一年が終わり、それぞれに年輪が一つ増えました。
 私個人としては、がんに加え思い脊椎管狭窄を患い闘病中のところ、歯痛に悩まされ、さらに追い討ちをかけるように胃潰瘍が3つも発見されました。踏んだり蹴ったりの年越しでした。
 でもお正月が来たのです。73歳の春を迎える事が出来ました。今日の日本男性の平均寿命から見れば、あと5〜6年は生きられるのですから、その約2000日をどう充実させて生きていくかです。私は自己管理をキチンと守れば、がんには負けないと決めていますから、いろいろ襲いくる病いや痛みにキチンと対応して、自分の天寿を全うしたいと思っています。
 さて、新年の私の目標です。
長期目標は●一番下の孫娘(4歳)が成人するまで生きよう、です。
中期目標は●私の住んでいる街(八王子市の繁華街のど真ん中に住んでいます)から犯罪を無くし、お花で美しく縁取られた明るい街にしよう、です。
短期目標は●腰痛を克服し、長女が住むメキシコへ行こう、です。
そして今年の目標は●腰痛と胃潰瘍を治すこと、です。
 ところが困ったことには、6年間続けているがんの食事療法を胃の負担を考えると、その内容を変えざるをえません。大好きなお酒も大幅にカットです。
 でも、経典でお釈迦様が言われる、食事は生命の維持に必要なだけバランス良く摂取せよの教えどおり、多少の贅沢は御許しいだだき、天の美禄も少量は頂戴し、目標をクリアしたいと思います。
そして出来れば秋にアンコールワットへ行きたいと思います。病いがあっても、
痛みがあっても、目標を強く意識して達成したいと思います。
 皆さんは如何でしょうか。それぞれの人生の設計があり、目標をお持ちだと考えます。
 目標を強く意識すれば、痛みも霞む勇気が出てくるものと信じます。眼高手低で一日一日を大切に生きて参りましょう。 



【クリスマス会】

12月19日に恒例のクリスマス会が開かれ、和や
かな雰囲気の中、皆でクリスマスのお祝いをし
ました。手作りクッキーやケーキなどをいただ
きながら、先生や会員さんのお話をお聞きした
り、全員でクリスマスソングを歌ったりと、終始笑いあり、感動ありの楽しい時を共有することができました。あたたかい交流を持つことで免疫力が上がり、お互い癒されることを実感しました。(M記)

楽しいひと時でした。長いこと歌うことを忘れ 
ていた自分に気付きました。心が明るくなったように思います。(T記) 

同じ患者さん達なのに、どうしてこんなに明
るくいられるのか、不思議です。
支え合う力ってすごいですね。(なーちゃん)

水上先生のビタミン愛のお話、なるほど、と思いました。
私もビタミン愛をあげられる人になりたいと思いました。(S記ス



【トレス緩和法―イメージトレーニングA】 

ストレスは発癌に大きな影響があります。そして癌になった事でさらにストレスが増え、落ち込んでもがく事も出来ない精神状態になる人がいます。いろいろな療法を試みるあまり、周りが見えなくなるかのような人もいます。ところが、治す意思を持ちながらも生に執着しない心持ちになった時、また、自分の為にだけ生きたいというのではなく、我が子の為に等、自分を超えて生を思った時、思いがけない効果が出現する事もあるようです。
 不思議な事に、脳は心に左右され易く、勘違いする事もあるのです。怖い怖いと思っていると、木が魔物に見えた例はよく耳にしますよね。このような脳の錯覚を良い方へ活用すれば、免疫力アップに繋がるといえます。
にっこりと口角を上げてしばらくその口元を保ちましょう。脳は笑っていると錯覚してくれます。笑いは免疫を高める療法の一つです。気がついた時にニッコリ顔をしてみませんか。(せつ)



【希望を語る会】 

1月は院長海外出張のためお休みです
毎月第3週金曜日 14時〜15時まで
いつでもどなたでもクリニックの患者様とご家族やお友達なら参加できます
毎回 健康増進クリニック水上先生・番町クリニック龍瀧先生が出席します
参加費:一回一人500円 ヘルシーおやつ付き





         
    

 
希望を語る会 ニュースレター12月号

Comment 2008/12/03

【新刊のご案内】
           健康増進クリニック  院長 水上 治
今年3冊目の本「ようこそ抗加齢倶楽部へ」を出版しました。一部の方はご存知だと思いますが、以前勤務していた病院で、私は5年ほど前、抗加齢倶楽部をスタートさせ、その後開業するまでの3年間続けていました。加齢現象のメカニズム、どのように生活したら加齢現象を遅くできるか具体的に講演しました。免疫力を上げるために一緒に歌をうたったり、最新の健康情報をお伝えしたり、みんなで実習したりと、楽しい2時間で、毎回沢山の方々が参加して下さいました。そして、何より好評だったのは、抗加齢弁当。この本では、こういった抗加齢倶楽部の内容を再現しました。抗加齢を目指すということは、簡単に言うと体がさびにくくするように心がけることですが、別の言葉で言えば健康状態をレベルアップすることでもあり、自分の生命力をより輝かせることです。ということは、ガンの予防や治療にも大いに役立つ情報でもあります。この患者会報をお読みの方は、軽い気持ちでこの本をお読みになることをおすすめいたします。今をどう生きたら良いか、参考にしていただけるのではないかと思います。



【私らしく生きる】
    ・・・病と闘って・第6回 N.U.(56才)


「おめでとうございます。5年検診異常ありません。」主治医が満面の笑みを浮かべて私に告げました。さらに、「あなたのようなケースで再発しなかったというのはすごいことよ。よほど免疫力が高いのね。」
 私は乳癌で、ステージ3、リンパ節転移22回、悪性度も高かったそうです。
「私ってすごい!」心の中で自画自賛、自分で自分をほめてあげたい気分でした。
癌という病気はやはり私の世代では死を意識してしまいます。加えて乳房を失うという女としての悲しみもありました。術後はガイドラインに沿った抗癌剤と
放射線治療に10ヶ月、フィジカル的にもメンタル的にもとても辛い時期でした。鬘にマスクで病院に通い、電車の中で隣の人が咳をしようものなら、すぐ逃げるように席を移動、家では吐き気に苦しみ、白血球が減りすぎて入院したこともありました。眠れなくて安定剤を服用しました。
 治療がやっと終了した頃、ひとりの統合医療の医師に巡り会いました。医師は『以前と同じ生活をしていたら、又癌になる。変わればいいんだよ』と言って、私のメンタル面を鍛えてくれました。それまでの私は、妻、嫁、母としての役割を最優先させて生きてきました。そのことに悔いはありません。でも現実に死と直面した時、自分を最優先することにしました。角度を変えてみると、すべてのことが、違って見えてきます。家族の為というより、私が楽しんで料理をします。結果、家族の笑顔がついてきます。一人で海外旅行のツアーに参加したり、色々な趣味にもチャレンジしています。結果、多くの友人が増えました。近所の友人とおしゃべりしながら、毎日ウオーキングもしています。そんな私を家族も暖かく見守ってくれました。とても感謝しています。
週1回、健康増進クリニックのホルミシスルームに通い、併せてホメオストレッチも受けています。依頼風邪もひかず、安定剤がなくても眠れるようになりました。昔から「病は気から」と言いますが、私の場合は自分をポジティブに変えることで、連鎖的にうまく物事が回るようになり、再発しなかったような気がします。きちんとした治療を受けた上で、自分に出来ることはそんなところにあるかもしれません。乳癌なので、*まだまだ無罪放免とはいきませんが、このまま楽しく、笑い、感謝し、年を重ねていけたら幸せです。

*乳癌は8〜10年検査を受け続ける必要があります。

 

【熱海温泉旅行(11月11日〜12日)】
 
〜〜〜病気になってからの家族以外の人達との旅行、それも気心を知らない人達との旅行。参加するには不安があり、少し勇気が必要でした。でも、ホテルの部屋でまるで昔からの友達のように、色々お話を聞き話す自分がいました。分かり合える共通のものを持っているという事は、はじめての出会いでも共鳴し合えるものなのだと、あらためて感じました。あまりカラオケは好きではない私も、それなりに楽しめました。2日目の水上先生のお話や、先輩の方々の病気への立ち向かい方など、とても参考になりました。私の本音は、病気の事など忘れて普通に楽しく暮らしたいという事ですが、目をそむけて生きていくわけにはいきませんので、「希望を語る会」に出来るだけ参加しようと思います。次回の旅行も是非参加したいです。〜〜〜並せつ〜〜〜
                             〜〜〜1年半ぶりに希望を語る会の旅行に参加して、久しぶりにお会いする方や初対面の方。それぞれの体験や工夫など聞く事が出来、とても勉強になりました。また、人と話す事がこんなにも心を癒すものだと改めて感じ、参加して良かったと思っています。〜〜〜千葉〜〜〜  
                             〜〜〜この旅行には家族で参加させて頂きました。皆さん、優しく接して下さり、夕食後はカラオケを歌ったり、皆様の歌や先生の歌♪、参加賞まで・・・。
次の日、朝食後は先生と皆様との語らいなど、楽しく楽しく過させて頂き、両親も(高齢ですが)大変喜び、素敵な思い出作りとなりました。又、皆様ご自身の病気の経験、生活面やお食事の工夫、メンタル的な心の持ち方、ビタミンCの詳しい説明や免疫力のお話など参考になりました。同じ病気の仲間として、大変力強い気持ちになり帰宅致しました。又機会がありましたら、是非是非参加させて頂きたいと思います。ありがとうございました。
m(、、)m  m(、、)m  m(、、)m〜〜〜R.K.〜〜〜


***クリスマス会***
日時 : 2008年12月19日 (金)14:00〜16:00
場所 : 健康増進クリニック
会費 : 500円

皆さんで一緒にクリスマスのうたを歌ったり
水上先生のお話を聞いたりしませんか?
今回の先生のお話はちょっと心温まるストーリーの予定です。
ヘルシー館(健康食レストラン)のケーキもご用意しています。
場所が健康増進クリニックになりますので
当日点滴のご予約がおありの方は
お時間の調整をお願い致します

《希望を語る会》 
千代田区五番町2 横山ビル3階  TEL 03−3237−1777(市ヶ谷駅より徒歩1分)
いつでもどなたでもクリニックの患者様とご家族やお友達なら参加できます
毎回 健康増進クリニック水上先生・番町クリニック龍瀧先生が出席します
参加費:一回一人500円 ヘルシーおやつ付き


 
希望を語る会 ニュースレター11月号

Comment 2008/11/05

《新刊のご案内》    院長 水上 治

「希望の新抗ガン剤!
 超高濃度ビタミンC点適療法」 PHP出版

ついにビタミンC点滴療法の本ができました。執筆に半年近くエネルギーを注ぎ込みました。ここには最新論文の情報と共に、治癒のメカニズムを分かりやすく解説し、当院の13人の患者さんの症例が載せてあります。もちろん、ビタミンC点滴を受けている患者さんの全てが満足のいく結果を得ているわけではありませんが、おおむねいい結果を得つつあり、病院の主治医が、経過が良くて不思議だと首をかしげるケースが多々あります。
 進行ガンの場合は、ガン自体が大きくなっていますので、なんらかの西洋医学的手段でガン細胞の絶対数を激減させる必要があります。そこでいわゆる3大療法の組み合わせが大切になりますが、これらとビタミンC点滴との相性が非常に良いのです。さらにQOL(生活の質)は確実に上がって、肌がきれいになり、食欲が増したり、元気になってくる方が多いのです。もちろんビタミンC点滴がガン治療のために必須ではありませんが、非常に有力な武器として今後も使っていく方針です。関心のある方は是非お読みください。



《会長からのメッセージ》

8月号、9月号の「希望を語る」の巻頭にある水上Dr.のお話は、私がこの会に6年前に入会した当時より、先生の一貫したガンに対するお考え方でした。なかでも基本はやはり食事のあり方だと思います。
これはもう習い性となって私の人生を変えてくれました。肉料理があっても、あまり欲しい気が起こりません。また、病は気からと古来から言われている如く、精神生活も重要な要素だと考えます。心身のバランスの上に健康があると信ずるからです。
 ガンという病を得てから諸事情が変わりました。また変えました。
そのひとつに毎朝の読経があります。故郷のお寺さんから頂いた「在家新訳仏教聖典」を繰り返し繰り返し、毎日2〜3ページの割合で大きな声で音読しております。これは口語体で書かれており、内容は含蓄深く、最初は表面の文意しか分かりませんでしたが、一年間を経過して、少しは文の背後にある仏の教えに触れえているのではと思えるようになりました。読経の後仏壇の左右の扉に貼り付けた上記のお寺さん「仲明寺」の和尚に頂いた言葉を唱えております。
 その一つに曰く――四季の言葉
人に会うときは春のようにあたたかい心で
仕事をするときは夏のように情熱的な心で
物事を考えるときは秋のように澄んだ心で
自分を戒めるときは冬のように厳しい心で
 サア〜今日も一日充実した日を過ごそう!と一日がスタートします。旅先でこれが出来ぬ場合もあり、これをやらぬと何か調子が出ません。朝の読経のお勤めは、いまや私の心身のバランスをとる一番の仕事となっております。
 身体への栄養素が食事より齎される如く、精神への栄養素は仏教やキリストの教え、哲学、趣味の世界、さらには高齢者に対する奉仕の世界などなど様々ありましょう。畢竟人の為世のために尽す、この事に無上の喜びを感ずる心の育成だと言えます。
 心身双方がバランスして初めて健康体と言えましょう。
 ガンとても神仏が与えたもうた試練と受け止めて、対応にベストは尽くすが、結果は神仏にお任せして、細かい症状の変化に一喜一憂せず、ただ人に社会に尽くす。そして日々新たな気持ちで、今日も何か新しい発見や初めての体験が出来るかもしれないという、ワクワク、ドキドキした気持ちを持ち続けようではありませんか。
園 公夫 H20.09.21
              



《しいたけ》   
          岩井進 〔菜食再発見〕2003.福音社より

 しいたけは「春子」『秋子』「寒子」など、収穫する時期によって名の変わる珍しい野菜です。
 たんぱく質、脂肪が少なく、食物繊維・ミネラル・美肌効果のあるビタミンB2・
ビタミンDの前駆体―カルシウムの吸収を促進するエルゴステロールが豊富です。高血圧・動脈硬化症を改善し、抗がん作用があるともいわれています。
 漢方では、体内機能を高める成分を補い、胃を丈夫にするといわれ、長寿を保つ食品とされています。

〈きのこスープ〉
○材料(4人分)      ○作り方
生しいたけ・・・4枚       @Aの昆布でだし汁を作り、とり終えた昆布は
しめじ・・・40g         適当な長さの細切りにする
えのきだけ・・・40g       A玉ねぎはスライス、にんじんはせん切り 
たまねぎ・・・100g Bだし汁にAを加えて煮る
にんじん・・・45g C生しいたけはスライスし、しめじ・えのきだ
コンソメ・・・適宜 けとともにBに加え、さっと火が通ったらコン
長ねぎ・・・50g ソメで味をととのえる。
A:昆布・・・1枚/水1L D器に盛ったCのスープに千切りにした長ねぎ
               を飾る                   


**ストレス緩和法**イメージトレーニング*** 

近年では、スポーツ選手のほとんどがイメージトレーニングを行っています。
これは、自分の理想とするフォームや力の入れ方等をくり返しイメージする事で、自身の実力をUPさせるというものです。
 このように人は、精神的肉体的にある程度自分でコントロールが可能なのです。
健康のためには出来るだけ心身のリラックスをはかる事が必要ですが、現代のようなストレス社会では自分の力ではどうする事も出来ないストレスが多く、日常生活でのリラックスタイムは、トイレと風呂の時間だと感じている人も少なくありません。
 個人で行うストレス緩和法の一つに自律訓練法があります。これはドイツのシュルツ博士が考案した心身をリラックスさせ自然治癒力を高める状態を作り出す治療法で、
近年においては能力開発法としても注目されているものです。        (次号に続く)――せつ



《希望を語る会からの 大切なお知らせ!!》

11月からの定例会(第3金曜日 14:00〜15:00) の会場を、
スペースの広い、番町クリニックに移転します
千代田区五番町1-9 MG市ヶ谷ビルディング3階  TEL 03−3263−9515(市ヶ谷駅より徒歩1分)
いつでもどなたでもクリニックの患者様とご家族やお友達なら参加できます
毎回 健康増進クリニック水上先生・番町クリニック龍瀧先生が出席します
参加費:一回一人500円 ヘルシーおやつ付き

・・・・・ 2008年行事予定・・・・・
11月11日〜12日 熱海温泉旅行(水上先生同行)    12月 クリスマス会

       編集委員:(長)相原節子・園公夫・富田みゆき・渡辺敦美・長谷川ゆか・C−R・辻早苗

 
希望を語る会 ニュースレター10月号

Comment 2008/10/06

 《患者会旅行へのお誘い》      院長 水上 治

 希望を語る会ができて8年。毎年2回一泊旅行を続けてきました。
いつも東京から1〜2時間で行けるところを役員の方々が探して来て、事前に出かけ、スケジュールから食事にいたるまで会員のために細々と計画を立ててくれています。もちろんこの会の役員は患者さんであり、ボランティアです。なんとか仲間を励ましたいという思いでお膳立てして下さっているのです。その厚意に感謝し、みなさんでぜひ行きましょう。
 今までの旅行のいろいろなことが思い出されます。部屋でみんなで気楽に楽しくおしゃべりしたこと、みんなで歌ったカラオケ・・・これらは本当に私にとって大きな財産です。人生に掛け替えのない思い出を作りましょう。今年はカラオケがあるかどうかわかりませんが、我が会の会長、副会長は演歌の名手なので乞うご期待!
 欧米には、身近なところに患者同士励ましあう会が多数あり、多くのガンの患者さんは参加していますが、日本ではまだまだ数が不十分なのが残念です。家族や友人同士の励ましあいはもちろん大事ですが、患者同士の励ましあいは、とりわけ免疫力がアップすることが証明されています。そして会の中にひとりでも気の合う友人を見つけると、闘病生活がもっと楽しくなるはずです。




《番町クリニック院長 龍瀧先生からのご挨拶です》

はじめまして。6月より番町クリニックの院長をさせていただいております龍瀧(りゅうたき)と申します。自分のことを知っていただくことで身近に感じていただければと思い、機会をいただきました。よろしくお願い致します。
医学を目指したきっかけ
乳児期からのアトピーで虚弱でもあり病院通いでした。それがベースにあり漠然と医療の道を考えるようになったのかもしれません。親はもちろん親戚にも医者はおらず、サラリーマンの一般家庭で育ちました。浪人が決まった時に進路について真剣に悩み抜いた結果、自分のアトピーの経験を生かして少しでも貢献できたらと思い医学部を目指し、何とか入学することができました。
西洋医学の限界に気付く
アトピーで大学まで皮膚科に通い、私も家族も軟膏を塗り続けることで完治にいたるものと信じておりました。在学中にある方から勧められた本で、恥ずかしながら初めて軟膏(西洋医学)だけでは完治しえないことを知りました。と同時に補完代替医療の存在も知り、バイト代を費やしてかなりの本を読みました。大学で学ぶ医学でも慢性疾患のほとんどが対症療法に過ぎないことが分かりました。食事の大切さを知り気をつけるようになって、万年の鼻炎などはすっかりなくなりました。民間療法的なものから絶食まで、良いと言われるものはいろいろと試し、軟膏を塗らなくてもコントロールできるようになりました。ステロイドの副作用の問題も騒がれたりして、慢性疾患に対してほとんど根本的な解決ができない西洋医学に対してややアンチ派になっていました。
西洋医学の現場に(魔法の弾丸の魅惑)
そのような経験からも卒後の進路については、また相当に悩みました。自然療法(補完代替医療)の道に進みたいという思いが強かったのですが、西洋医学は医師の資格を持った者にしかできないことに気付き、せっかく医学部に進ませてもらったのだから西洋医学をしっかり勉強した方がよいのではないかと思いました。数ある科の中でも人全体を対象とする最も基本的な内科に進みたいと思いました。しかし内科も呼吸器科や消化器科等、各臓器別に細分化・専門化されています。あまりにも専門化が行き過ぎ、人間不在となってしまっているのではとの反省から、内科全般を心理社会的な問題も含めて診ていく総合診療という分野が当時言われ始めていた頃でした。一番自分の考えに近く、その“総合”の中に代替医療も含めることはできないかと、多少の野望を持ちながら第一人者の教授の下に入局しました。
 発熱し苦しそうにしている患者さんに肺炎と診断し抗生剤の点滴を始めますと、すーっと熱が下がっていきます。CRPも下がり、レントゲンの肺炎像もきれいになくなり、食事ももりもり食べられるようになる…抗生剤という魔法の弾丸の威力に感動したことを今でも思い出します。医者も患者さんもこの切れ味にすっかり魅了されているのかもしれません。大学病院1年間、その関連の市中病院で3年間内科の各科を数ヶ月ずつローテーションしながら、がん患者さんをはじめ、いろいろな疾患の患者さんを担当させていただきました。しかし案の定といいますか内科的(薬物)治療の限界を思うようになり、西洋医学が最も得意とする救急を修めようと、24時間の救急外来を主とする救命救急センターに入門しました。
水上先生との出会い
 救急では多くの助かる人と助けられなかった人に立ち会い、人間の生命力というものと同時にその儚さをたくさん経験しました。いつ事故などに遭って家族との別れが来るようなことがあっても悔いのない生活を送らなければならないと思いました。仕事は充実していましたが、西洋医学の隙間を補う自然・代替医療をやはり勉強したいという思いが徐々に強くなり、どうしようもなくなってきました。そのような時に統合医療塾が開かれるという情報が入り、家族の大きな理解を得て2006年4月に熊本から上京しました。横浜市内の病院で内科医として働きながら毎週塾に通いました。そこで統合医療塾の理事であられ、毎回講義にも出席されていた水上先生との出会いがあり、いろいろと指導をいただきながら2008年6月より番町クリニックでお手伝いさせていただけることになりました。
希望の医療(統合医療)へ
 自分自身の経験から、難治性慢性疾患の辛さ(本人、ご家族とも)は痛いほどよく分かります。病院では行うことがほとんど不可能であった補完医療が、クリニックでは行うことができます。西洋医学一辺倒の病院ではそれ以外の見方ができないため、どうしても悲観的になってしまうことがありますが、ここでは可能なあらゆる補完医療を総動員させることよって希望を持ち続けていただけるのではないかと思います。患者さんと一緒に歩き考えながら、治癒の扉までの道程をナビゲートする、そんなお手伝いをさせていただければと考えております。水上先生のご指導の下、日進月歩の様々な情報や伝統的な療法も統合してできる限り詳細な治癒の扉までの地図を手に入れるように努力し、必ずや患者さんご自身の手でその扉を開けていただきたいと思っています。

北陸(雪国)生まれのせいもあるのでしょうか、口数が少なく且つ口下手で困っているのですが、お気軽に話しかけていただければと思います。


【プロフィール】1971年富山県生まれ。90年高岡高校卒業。97年金沢大学医学部卒業。97年京都大学附属病院総合診療部、98年市立島田市民病院内科(静岡)、2001年熊本赤十字病院救急部、2006年湘南泉病院内科。2008年6月より番町クリニック。統合医療塾で学び、現在も研鑽中。2歳になったばかりの娘にかなり甘い…
日本内科学会総合内科専門医、日本救急医学会救急科専門医、日本ホメオパシー医学会認定医、統合医療塾第1期生(日本統合医療学会)。



《秋の熱海温泉旅行》

日時 11月11日(火)〜12日(水)
行き 東京駅発14:56 こだま号
新幹線こだま乗り場に出発の10分前集合
詳細は参加者にお知らせします
帰り 東京駅着15:17
費用 およそ17,000円

水上先生も同行しますのでご安心ください。紅葉に囲まれ、仲間と過ごしながら、水上先生とたっぷりお話しましょう!
このチャンスをお見逃しなく、ふるってご参加ください
参加をご希望の方は受付までお申し出ください
行楽シーズンにつき、申し込み締め切りは10月9日(木)とさせていただきます

水上先生のお話のテーマ
「どう生き直すか?―それぞれの体験―」
 ガンは生活習慣病です
 新しい生き方(食事・運動・考え方)が問われています


希望を語る会 定例会 参加費500円
毎月第3金曜日 14:00〜15:00   いつでも参加できます
会場:健康増進クリニック    Tel 03-3237-1777  Fax 03-3237-1778
102-0076  千代田区五番町2 横山ビル3階  (市ヶ谷駅から徒歩1分)

健康増進クリニック・健康教育プログラム 参加費500円
毎月第3金曜日 18:30〜19:30  院長による医療最新情報

希望を語る会 2008年 年間スケジュール
10月 散策   11月 一泊旅行(水上先生同行)  
12月 クリスマスパーティー

 
希望を語る会 ニュースレター9月号

Comment 2008/09/01

【病と闘う会員の様々な姿の特集】 
             第5回 Iさん―乳癌

▲いつもお元気そうですね。
△はい、お蔭様で元気です。2001年に乳癌の手術をしました。
▲発見のきっかけは何ですか。
△乳腺症で定期的に受診していました。ある日、ちょっと感触の違うしこりを発見したのです。ただ癌は3大死亡原因の1つですし、罹患を覚悟していたところがあり、ドクターから宣告されても驚きませんでした。
▲どのような治療をお受けになりましたか。
△リンパ節転移があったので、放射線治療(リニヤック)と当時の世界標準治療とされる種類の抗癌剤をドクターに確認の上、3クール受けました。
▲3クールとは少ないですね。
△氷水とカルピスシャーベットしか受けつけず、嘔吐と下痢が重なったりで辛く、私の方から打ち切りを申し出ました。
▲不安はなかったですか。
△ありましたよ。それもあって代替療法を勉強しました。独学でゲルソン療法に近いことをしたり、AHCC、フコイダンを服用したりしていましたが、ある本で拝見した、当時東京衛生病院にいらした水上先生にご相談申し上げ、今日に至っております。
▲何を相談なさいましたか。
△食事とサプリメントについてです。食事は玄米菜食をストレスにならないようゆるやかに行い、野菜ジュースを沢山飲む事、サプリメントは健康維持のためではないのだから、もっと服用すること、など教えていただきました。その後様々模索し、気功、イメージ療法、笑い療法、サイモントン療法、芸術療法などに取り組みました。
▲笑い療法や芸術療法とは何ですか。
△笑えば免疫力はアップします。アハハと笑わなくても口角を上げてニコニコしていれば脳は笑ったと認めるので、出来るだけニッコリ顔でいるようにし、落語のCDを聞いてアハハ笑いもするようにしました。
芸術療法は音楽と美術に分けられます。音楽の方は、私はCDをかけながら型のないメチャクチャ原始人踊りをします。何曲か続けると、ある種の高揚感があり、昔流行ったという踊る宗教とはこのようなものであったのかもしれないと思っています(笑)絵画療法は、癌に打ち勝つ自分をイメージしながら用紙に色付けします。
▲今はどのようなサプリメントを。
△プロポリスだけです。
▲現在心がけていることは何ですか。
△内省心が強い性格なので、ま、いいか、そんな時もあるさ、と受け流すようにしています。乳癌は10年間検査を受け続けます。頑張っている自分を褒め認め、自分を愛しく思えるようになりました。私はこの先も笑顔で癌をコントロールする決意でいます。



【玄米菜食で健康増進!】

★玄米のリゾット風
材料(1人前)
残り物の玄米ご飯 茶碗1杯
好みの茸類 刻んで片手の平1杯分
トマト 中1/2個
無調整豆乳 200cc
削り節 一掴み
ローリエの葉 1枚
塩とコショウ 少々

作り方
@トマトは湯むきし、細かく刻む。
A30cc程度の水で、ローリエ、削り節、茸、トマトを
2〜3分煮る。
B玄米ご飯と豆乳を加え、一煮立ちさせ、塩とコショウで味を
整える。



【生き方を変える】

多くの癌は偏った生活習慣や無理な生活を続けた為に発病します。そこで水上先生は、「今までと同じ事をしていたら治らないよ。」とおっしゃいました。
病気をしてはじめて自分の生き方や環境を考えたり、それまで気付かなかったストレスに気付いたりします。せっかくの気付きをどう自分にプラスにしていくか、「病気になってよかった。」と云う人はそこのところを理解した人なのでしょう。自分の生き方を変え、性格さえ変わった人は、きっとその後の人生を深く生きる事でしょう。
病を得た以上、それさえもプラスにしてしまう思慮深さと勇気を、お互いに持ちたいものです。                 <せつ>


【***がん予防10カ条***】
            院長  水上 治

1 野菜・果物を豊富に食べ、これから総エネルギーの7%以上を摂取する。1日当たり400〜800g、または5皿(1皿は約80g)以上の多種類の野菜や果物を食べる。
2 穀類・豆類・いも類・海藻を豊富に食べ、総摂取エネルギーの45〜60%にする。1日に600〜800gまたは7皿以上。これらはなるべく精製度の低いものが望ましい。砂糖からのエネルギーは、総エネルギーの10%以下に抑える。
3 肉類は1日に80g以下にする。肉よりは魚のほうがよい。
4 脂肪をできるだけ少な目に。動物性脂肪は0に近づけ、リノール酸を減らし、オレイン酸を増やす。オリーブ油が一番安全な油である。亜麻仁油、紫蘇油、エゴマ油等もよい。
5 食塩を1日に6g以下にする。
6 BMIを18.5~25に維持し、成人になって5キロ以上体重を増やさない。
BMI=体重kg/(身長m)2
7 速歩か同程度の運動を1日1時間、週に最低1時間活発な運動をする。
8 ストレスをためないようなライフスタイルを実行する。
9 タバコを吸わない。
10 アルコールをとらない。どうしても飲む場合は、男性は2ドリンク以下、女性は1ドリンク以下に抑える。1ドリンクとは、ビールなら大きめのグラス1杯(250ml),ワインならワイングラス1杯(100ml),ウイスキーならシングル(25ml),日本酒ならお銚子半分(90ml)くらい。従って、男性では平均して日本酒は1日1合、ビールなら中びん1本。



 
希望を語る会 ニュースレター8月号

Comment 2008/08/05

『ベースが大切』
             健康増進クリニック院長 水上 治

大阪にe-クリニックというユニークなクリニックがあります。メール相談を中心としたクリニックで、メールで他の6名の医師と連絡を取りながら運営され、大変な評判を得ています。代表の岡本裕医師がこの春当院を訪問してくださり、すっかり意気投合しました。先日私が会長として開いた日本腫瘍学会では、彼に講演していただきました。
彼は最先端の西洋医学の成果を重視しながらも、ガンはそれだけでは治らない、ベース治療が大事であることを力説しています。ベース治療とは、食事や運動、ストレスコントロール、サプリメントなど、日頃の生活の中で誰でもが努力すればできることです。彼のデータでは、ベース治療をする場合、乳ガンは不変・軽快が92%、しない場合は50%、肺腺ガンは80%と17%、胃ガンは84%と40%、大腸ガンは84%と50%というふうに、ベース治療をしている人の方が圧倒的にガンの経過がいいのです。彼の言い方ですと、西洋医学は基本的に時間稼ぎであり、根本的にガンを治すには、ベース治療が大切だ、とのことで、全く同感です、これは、長年の私の臨床体験と合致しています。
ビタミンCでもしガンが消えても、体質改善をしなければまた再発するのは目に見えています。ガンが起こるのは日頃の生活のゆがみから来るからです。ガンを引き起こした生活のゆがみをできるだけ是正しながら、西洋医学的な治療(ビタミンC点滴、局所温熱療法など)を続けてください。



5月下旬屋久島へ、6月下旬北海道道東へと連続して旅に出た。前立腺ガンは6年前に放射線治療を受けて第4ステージから生還し、以後、水上Drの主導される食事療法をそこそこ忠実に守り何事もなく過ごしてきた。昨年10月頃より脊椎間狭窄症と診断され、ひどい腰痛と両足の痺れに襲われるようになった。
 そこでガンのときと同じように対応法を勉強し、近くのかかりつけの医者と相談の上、漢方の薬を主体に処方してもらい、何種類かの組み合わせで今は小康状態を維持している。こんな状態なので動けなくなる前にと、せきたてられる思いで旅に出たしだい。鹿児島、指宿、屋久島と2泊3日の旅は、トッピー号の快速な船足のお陰もあり、屋久島も堪能できた。戦時中の特攻基地<知覧>では自ら望まぬ死を目前にした若人らの声なき声に、胸がせまり涙があふれてきた。
  つたなき私の俳句

   特攻の征きし知覧に枇杷実る
   湧き水に雉一声す夏木立

 さて北海道、知床より阿寒湖方面にかけ同じく2泊3日、オシンコシンの滝もそれなりの風情ではあったが、摩周湖に着いたとき、それまでの曇り空が吹き払われて、スカッと姿を見せた湖の見事なこと!神の匠の技とはこのことと卒然として悟った。直線に何キロもまっすぐに延びる道路、やはり北海道は雄大だ。阿寒湖の湖上遊覧も今にもアイヌの熊祭りが催されそうな、ノスタルジーを感じさせる夕方だった。
  またまたつたなき一句

   阿寒湖の水無月の朝島霧に浮く
   ノロッコ号涼風に揺れる夏帽子

                   7月11日 園 公夫



『♪夏のコンサート♪』

7月18日、希望を語る会恒例のサマーコンサートが催されました。
連日の猛暑の中、病に前向きに立ち向かっている患者さん達にとって、大変心癒されるひと時でした。
@いつも後輩患者さんへの思いが強く、頼りになる会長のご挨拶
Aピアノ連弾 ドビュッシー「小舟にて」
Bバリトン独唱 トスティー「Rldonami la calma」他
Cクラリネット シューマン「幻想小曲集」より
D参加者全員で伴奏付き合唱
 「夏は来ぬ」「浜辺の歌」「ふるさと」等、昔なつかしい愛唱 歌に声を張り上げ免疫力もかなりupしました。
Eコンサートの最後は水上先生の感激、興奮された様子が伝わっ てくるお話でした。
今回は会員のM.S.さんの生徒さんで、さわやかな現役3人の学生(東京芸術大学)のボランティアで行われたものでした。


『トマト料理』

<手もみトマトの野菜炒め> 手でつぶすことで、口当たりよく!
材料(2人分)
 トマト(桃太郎)   2個
 ブロッコリー 1 1/2房
 たまねぎ 2/3個
 にんにく 1片
 オリーブオイル 大さじ2
 赤唐辛子 1本
 塩・こしょう 各少々

1.トマトは横半分に切る。ブロッコリーはひと口大に切り下ゆ  で、たまねぎは1cmのくし切りにし、さっとゆでる。
2.フライパンにオリーブオイルとにんにく、赤唐辛子を入れて  弱火にかけ、にんにくを押して潰れるようになったらブロッ  コリーとたまねぎを加えて炒める。
3.野菜の水分が飛び始めたら塩、こしょうで調味し、トマトを  手でもんで、つぶして入れ、全体に絡める。


<ミニトマトとオレンジの赤ワイン煮>〜トマトのデザート〜
材料(2人分)
 ミニトマト 10〜12個
 オレンジ 1/2個
 赤ワイン 1カップ
Aオレンジジュース 40ml
  砂糖 大さじ2
  はちみつ 大さじ2
  黒こしょう 少々

1.ミニトマトは湯むきする。オレンジは皮をむき、ひと口大に切る。
2.鍋に赤ワインを入れて火にかけ、沸騰させて半分量まで煮詰まったらAを加え、再度沸騰させる。
3.オレンジを加えてひと煮立ちさせ、最後にミニトマトを加えて、沸騰したら火からおろす。粗熱を取り、冷蔵庫で冷やす。


<フルーツトマトの柑橘葛あんかけ> まるでフルーツ!冷やしてどうぞ
材料(作りやすい分量)
 フルーツトマト 4個
 レモン 1/2個
 ライム 1/2個
A葛粉  大さじ1/2〜1
  水 360ml
  砂糖orはちみつ 75g
 ミント

1.トマトは湯むきする。レモン、ライムはそれぞれ半分に切り、半分は果肉を細かく切り、残りは果汁を絞る。
2.浅い鍋にAを入れて木べらで全体をよくなじませ、かき混ぜながら弱火にかける。透明になり始めたら、さらにかき混ぜる。
3.レモンとライムの果汁を加え混ぜ、トマト、レモンとライムの果肉、ミントを入れ、極弱火で煮る。トマトに火が入ったら火からおろす。冷やす場合は器に盛ってから冷やす。
                      <ポチコ>


 
希望を語る会 ニュースレター7月号

Comment 2008/07/01

【ガン体質を治す】A   院長 水上 治

肉ばかり食べていれば、西洋型の癌――すなわち乳癌、卵巣癌、子宮体癌、大腸癌、膵癌、前立腺癌などが増えます。逆に野菜や果物を豊富に食べれば、あらゆる癌にかかりにくくなります。癌予防に食生活が大切であることはもはや常識です。栄養は免疫力と関係があります。良い栄養は免疫力を上げます。
では、癌にかかってしまったら、食生活はどうでもいいのでしょうか。そうではありません。癌患者は免疫力が低下しています。食事に気をつけて、免疫力を上げるようにすべきです。その方が癌の進行が遅くなります。再発や転移もしにくくなります。
癌予防について膨大な文献をまとめ上げ、米国癌研究所・世界癌研究基金が出版した「食事、栄養、運動と癌予防」という最新版では、癌予防に役立つ方法とともに、野菜・果物を増やし、肉を減らすなどの食事は、癌と闘っている人にも役立つだろうと書いてあります。すなわち癌の食事療法が奨励されています。医学会では、今まで癌の食事療法については関心が払われず、軽視されてきましたが、ようやく注目され始めています。実際に世界的にいい報告が出てきています。
前回申し上げたように、ビタミンCさえ点滴すれば癌が治るのではありません。画像上でいったん消えても、癌体質が変わらなければ、また再発するでしょう。転移する可能性が高いでしょう。癌細胞を殺す治療はすばらしいですが、癌体質を改善することを同時にする方が、完治に近づきます。



【免疫力を高める】

「こころとからだの免疫学」というテーマで、安保徹・水上治・三好立 の3人の医師によるセミナーがありました。
私たちの体には「免疫」と呼ばれる病気から体を守る高度な防御システムが組み込まれています。免疫という機能を担う重要な細胞の一つは、白血球です。白血球は、54〜60%を占める顆粒球と35〜41%を占めるリンパ球と約5%を占めるマクロファージに分けられます。この免疫の働きを指揮しているのが自律神経です。自律神経には、交感神経と副交感神経があります。交感神経は「えさ取り神経」とも呼ばれ、活動時や興奮時に働きます。副交感神経は「消化、吸収の神経」とも呼ばれ、休息時やリラックス時に働きます。交感神経が優位だと顆粒球が増加し、副交感神経が優位だとリンパ球が増加します。肉体的に過重な負担、精神的ストレスなどでいつも心身に無理を強いる状態が度を過ぎると交感神経優位に傾き、緊張状態になります。血流障害により、血圧や心拍数が上がり、顆粒球が増えて、体内の有用な常在菌を攻撃するので炎症性の病気が起りやすくなります。さらにそのような状況が長く続くと粘膜を破壊して、調節障害を起こします。
それが、がんです。反対に緊張も興奮もほとんどなく、リラックス過剰になるとリンパ球が増えてリュウマチや膠原病などのアレルギー性疾患が起りやすくなります。自律神経は、白血球や体の働きばかりではなく、心も支配しています。
怒り不安、おびえ、恨み、絶望などは交感神経緊張の心境であり、感謝、喜び、安堵、愛しみ、謙虚さ、希望などは副交感神経優位の心境です。私たちの健康は、バランスと調和によって成り立っています。この自律神経と免疫の仕組みを考慮すると、難病の治療や回復も不可能なことではありません。免疫力を高める具体的な方法として、@仕事のしすぎなどの無理な生活はできるだけ避けて、適度な休息と充分な睡眠をとる。A血行を良くし、体温を上げる生活を心がける。免疫細胞が最も活発に働くのは、36.5℃〜38℃であり、36℃以下ではその働きは著しく低下する。(散歩、入浴、適度な運動、乾布まさつ、深呼吸、笑い、適度な日光浴、湯たんぽ療法、爪もみ療法、ビワの葉温灸、温熱療法、放射線ホルミシス療法など)B最大の免疫器官である腸の働きを高める食物をとる。(玄米、野菜、果物、キノコ類、海藻類、小魚、小エビ、ゴマ、大豆などの豆類、みそ、漬物、納豆などの発酵食品、乳酸菌、食物繊維など)C小食を心がけることでマクロファージの働きを高める。 などがあります。
 今回のセミナーを通して、自己免疫力を信じ、自分が心から納得できる方法を
実践することで、生命維持力を高めることができることがわかりました。
「がんとの戦いにおいて無理に勝つことはない。引き分けでいいんです。寿命まで持ちこめれば、結果的に勝ちです。」という言葉は心に響きました。       M記




【5月27・28日  新緑の湯河原温泉の旅】

水上先生も含め総勢12名、初夏の新緑に身も心も染めて楽しみました。

@芸達者なカラオケに、歌わない人も楽しんだ一時でした
A回を重ねるにつれ、プロ歌手の風格が漂い出したDr.水上
B宿泊した旅館付近を散策。滝のマイナスイオンに包まれてすっかりリラックス
C生を奪還した2人の弾ける笑顔とDr.水上
D茶屋で甘酒をいただく

すっかり恒例になった水上先生の健康に関するお話を伺ったり、平野さんから徒手で行うリラックス方法を教わったり、リラックスの中にも充実した2日間でした。         −せつー



【トマト】

トマトの原産地はアンデス山脈の西斜面沿いのペルー、エクアドルといわれています。以前は「毒がある」といわれ観賞用に栽培されていましたが、16世紀にヨーロッパに渡ったころから食用となり、「愛のリンゴ」「天国のりんご」などと呼ばれるようになったということです。また「トマトが赤くなると医者が青くなる」といわれるほど、ビタミンA・
C・B1・B2・ミネラルなどが豊富で、栄養に富んでいます。赤い色素であるリコピンには、
βカロチンの2倍という強力な抗酸化作用があり、細胞の老化を防ぐので、美肌には欠かせない野菜。抗酸化力が強いので抗がん作用もあります。
むくみに効果のあるカリウムも含んでいます。クエン酸やリンゴ酸は疲労回復にも効果的。
次号でトマト料理をご紹介いたします



【魅惑のサマーコンサート】

歌とピアノとクラリネットによる
         日本歌曲とカンツォーネ ♪♪♪      
      ♪夏の思い出♪浜辺の歌など皆で歌いましょう
            演奏:東京芸術大学学生 
日時:7月18日(金) 
時間:14:30〜15:30
場所:健康増進クリニック
費用:500円 

申し込み  クリニック事務 平野まで



【希望を語る会 定例会】 参加費500円
毎月第3金曜日 14:00〜15:00 いつでも参加できます
会場:健康増進クリニック    Tel 03-3237-1777  Fax 03-3237-1778
102-0076  千代田区五番町2 横山ビル3階  (市ヶ谷駅から徒歩1分)


【健康増進クリニック・健康教育プログラム】 参加費500円
毎月第3金曜日 18:30〜19:30  院長による医療最新情報

【希望を語る会 2008年 年間スケジュール】
7月 コンサート  10月 散策   11月 一泊旅行(水上先生同行)  
 12月 クリスマスパーティー


編集委員:(長)相原節子・園公夫・富田みゆき・平林勝子・渡辺敦美・長谷川ゆか・C−R




 
希望を語る会 ニュースレター6月号から

Comment 2008/06/09

《ガン体質を治す!》     院長 水上 治

ビタミンC点滴は典型的な西洋医学の治療法です。ただ腕さえ出せば、点滴が治してくれるものだと患者は思い込みがちです。抗ガン剤も、手術も、放射線も、みないわば他力本願です。
しかしよく考えていただきたいのは、がんという病気は、自分が作ってしまったものだと言うことです。体外から病気が侵入してがんになるのではありません。自分の自己治癒力が長年低下していたために、がん細胞の増殖を許してしまったのです。厳しい言い方になりますが、それは自己責任です。
自己責任で作ってしまったがん細胞を、すべて他人に治してもらおうというのは、甘い考えではないでしょうか。西洋医学である程度がん細胞を減らしてもらうのはいいとしても、どうしてもがん細胞は少しは残りがちです。また、もし完全にがん細胞がゼロになったとしても、長年のがん体質が変わらなければ、早晩別のがんになる可能性だって小さくないでしょう。現実には我が国では、最初のガンが治ってから、別のがんにかかる人が増加しています。がん体質が治っていなかったからです。
超高濃度のビタミンCには抗がん作用がありますが、弱点があり、点滴中とその後の数時間は確かにガン細胞を殺しますが、血中濃度がゼロに近づくと、抗がん作用は全くなくなります。即ち、点滴中以外はがん細胞が増殖する危険があります。家で過ごしている時間は別の方法も駆使しないと、がん細胞の増殖の方が勝ってしまいます。通常の抗がん剤は、副作用が週単位で続くことでもわかるように、がん細胞の抑制効果も長続きしますが、ビタミンCの抗がん効果は短時間しか続かない事を忘れてはなりません。
日頃からがん細胞が増殖しにくい体質を作るためには、やはり、ライフスタイル、すなわち食事・ストレスコントロール・運動の見直しが大切になります。サプリメントの使用も軽視できません。私の数千人の臨床体験からすると、これらのことがおろそかになると、がんの治りが明らかに低下します。
次回からビタミンCの点滴と同時にすべきライフタイル改善法についてお話しします。



《バドガスタイン ホルミシスツアーに参加して》

 東京が桜満開の頃、10名でオーストリアに旅立った。
 2月21日初診の日、水上先生にバドガスタインホルミシスツアーに参加しませんか?とのお誘いに躊躇なく「はい」と返事をしていた。ラドン浴〜耳にしたことは当然あったがモノが違うらしい。治療効果も期待していたが、気分転換をしたかったのが一番の目的だった。久しぶりの海外旅行…それだけで免疫が上がりそうと思った。
 そして当日が来た。11時間ほどのフライト。先ずウィーンに降り立つ〜「ふぅ!やっと着いた。」アルプスの山々が一行を出迎えてくれた。素晴らしいの一言〜やはり来て良かったと心底思った。
 更に国内線に乗り換え、1時間でザルツブルグへ。この地はかのモーツァルトの生誕地。街並みも絵になっている。その日はザルツブルグのホテルで1泊した。
 翌朝、車に乗り込みバドガスタインに出発!目的地はそこから車で十数分の場所〜山の中腹にあり雪も降っていて少し寒い…いよいよ施設の中へ〜簡単な説明と診察を受けガウンに着替え、トロッコ列車に乗り込む。
 そこはかつて鉱山だった所、洞窟の中を進んで行く。最初はヒンヤリ、やがて生暖かい空気に変わり湿気も増してくる。チョッピリ閉塞感を覚えたが未知の世界に好奇心のほうが勝っているのがわかる。静寂の空間に1時間ほどベッドに寝そべり、素早く帰り支度〜うっすら汗が出ていて心地よい。
 その翌朝、同室の吉澤さんと「夕べは良く眠れたわね」と意見が一致した。そして3回の入坑は無事終了した。細胞に何らかの変化をもたらし自然治癒力を促していると願ってその地をあとにした。
 自然の恵みが人間を癒してくれる。それを体験出来たことを関係者の方々に感謝したいと思います。                 山口眞理子







 
希望を語る会 ニュースレター5月号から

Comment 2008/05/01

《ガシュタイナー・ハイルシュトレンへ行って》


             健康増進クリニック院長 水上 治

私は自己治癒力を上げる方法なら何でも興味があります。先日オーストリアに飛び、前からあこがれていたガスタイナー・ハイルシュトレンへ行ってきました。モーツアルトの生地ザルツブルクから1時間山に入ります。患者さんを含め10人ほどでした。ここはヨーロッパ中から多くの患者さん達を迎えるいわば山の保養所です。元の金山で、金はあまり採れなかったのですが、ここで働く労働者の病気が治っていったのです。ガスタイナーは地名、ハイルは癒し、シュトレンはトンネル、「癒しのトンネル」という名の通り、医師の診察を受けてから、ラドンが充満している長いトンネルにトロッコで入り、基本的には3週間ほど1日おきに1時間ずつ入り、いろいろな病気を治します。ラドンとは放射性物質で、ラジウムが変化して空気中に溜まるものです。人体に無害のごく微量の放射線が、実は体を刺激し、免疫力を上げたり、活性酸素を減らしたりして、病気の治療に大いに役立つのです。インスブルック大学医学部の研究などがあり、効果については証明済みで、ドイツやオーストリアの健康保険適応になっています。私は最初入った後非常にだるくなり、横にならざるを得ませんでした。2回目も感じましたが、3回目は楽になりました。これは、高濃度のラドンが良く効いている証拠と言えます。地元に温泉があり、のんびり過ごします。私は開院以来一度も休暇らしい休暇を取っていませんでしたので、リラックスできました。
当院でもラドン浴をやっていますが、今回はよい勉強になり、癌を含めいろいろな病気の治療に役立つ更により良いラドンルームを創っていきたいと願っています。




《私らしく生きる》 
病と闘う会員の様々な姿の特集・・・・・第4回目


どことなく疲れる日々。子宮癌の手術をした友人の話に共通点があり、近くのクリニックで検診。結果は異常無しとの事で一安心しました。ところが半年後、腹痛が止まらず再度受診すると、大きい病院へ行くよう言われ、2006年7月に卵巣癌の初期との事で手術をしました。6回の抗癌剤治療後に、残念ながら手術前からあった肺にある影が大きくなっていると告げられました。しかし私の担当医はパソコンの画面をながめるばかりで、正面から患者に向き合おうとしません。その姿に不安を感じ、思い切って病院を変えました。驚いた事に、初期だとばかり思っていた癌は一気にW期となりました。新しい病院の呼吸科の先生は、今後の治療の事や肺の手術の事などを親身になって時間をかけて話して下さいました。そして、肺は6ヶ所の切り抜き手術となりました。2007年4月の事です。その後、7月頃から吐くようになり、癌による腸閉塞をおこしていると判明しました。翌8月には3回目の手術を受け、その後一ヶ月もしない内に腹痛と嘔吐で再入院。大腸のバイパス手術をしました。先生は毎回病室を訪ねて励まし続けて下さいました。痛みと不安の苦しい毎日を過ごす私は、「ニュースで癌で亡くなった人の話を聞くとうらやましく思う。」と泣きながら話した事もあります。私の症状を診て先生は、10月に婚約したばかりの娘に結婚式を急ぐよう提案なさいました。11月には病院から娘の式に出席する事になりましたが、その日の数日前に、手術で取り切れなかった癌が尿管を圧迫し、腎ろうの処置をする事になりました。「大丈夫だから、大丈夫だから、泣くなよ!」と主治医に励まされました。たった一人の娘の結婚に何もしてあげられない私に、「お母さんの手作りが欲しいの。」と娘はリングクッションのキットを渡しました。仕上がった時には看護師さんまでもが涙を流して喜んでくれました。式から戻った私は、「生きる事が辛いと言った事は取り消します。」と誓言しました。
 その頃、弟が私の為に治療法を探し回ってくれていました。そして、水上先生のVC療法へと行きついたのです。
 初めて水上先生にお目にかかった時、抗癌剤も手術も出来ず痛みと不安のまっただ中にいた私に、「まだ治療法はいくつもある。延命ではなく完治を目指している。」と話す先生のひと言ひと言が、私にとって大きな希望でした。毎日VC点滴に通い、15回目を過ぎたあたりから元気が出て痛みも緩和され、食事もとれるようになりました。ホメオストレッチも体験し、きびしい病状でこわばっていた身体と心が少しずつ和らいでいくのを感じました。私に生命を与えて下さった大きな愛を信じ、身を委ねようと思うようになりました。
 癌は私にとって人生の大きな転換となりましたが、不思議な事に、病んでみて初めて私は、本物の人間になったような気がするのです。                   斎藤恵子




《ちょっといい話》

早朝に、とある公園を散歩していて一人の男性に気付きました。その人は、一本の大きなイチョウの木を撫で、抱きつくようにして何かつぶやいているのです。その人の横を通り過ぎようとして、その声が聞こえました。「最近は調子いいんだ。ありがとう。」私は何だか気になり、「おはようございます。」と声をかけました。その人は明るい声で返事をしたので、私は思い切って何をなさっているのか聞いてみました。
 「この木はね、友人なんです。」とびっくりするような事を言い出しました。
「私はね、癌患者なんです。それで、辛くて苦しくて、そんな時に見たこの木は見事に黄色に染まり、それはきれいでした。思わず木に手を当てて、きれいだね、と言ったら、なぜか私の気持ちがスッと楽になったような気がしたのです。それ以来、毎日この公園へ来て、木に触って話しをしているんです。今だって癌はありますけどね、体調はずっと良くなりましたよ。
私はこの木とは気が合うんですね。やっぱり相性があるんでしょうね。」
 これは今から何年か前、私が癌を患う前の京都での実話です。
                     
                         −せつー



 
希望を語る会 ニュースレター4月号から

Comment 2008/03/28

【「楽訓」から学ぶ】
健康増進クリニック院長 水上 治

貝原益軒は江戸時代の儒学者で、養生訓が有名ですが、私が大好きなのが、やはり彼が書いた「楽訓」です。「養生訓」は養生の教訓ですが、「楽訓」は、楽しいことの教訓です。     一部だけ引用します。

「人の命には限りあり、ひいて長くしがたし。限りある命の内の光陰ををしみ、楽しみて月日を送るべし。しばしが間も、益なきことをなし、ひが事を行ひ、楽しまずして、空しく過すべからず。況やうれひ苦み、怒りかなしみて、楽しみを失ふは、愚かなり。」

「心にあわれみふかく、善を好みて、心気和平ならば、物に情けありて、人倫にしたしきは言ふに及ばず、草木までも、皆我とへだてなく、なつなつしくなりぬる心地ぞすべき。」

「凡一とせの内、梅の咲きそめしより、菊にうつるまで、いくいろの花の盛にあいきつつ、なれて見しや、数知らず。此をりをりの楽も、亦思出少なからず。」

要するに、人生いろいろ楽しくなくてはつまらない、というわけです。益軒自身、交友を楽しみ、旅行を良くし、みずから楽器を楽しみ合奏し、自然の四季の変化を愛で、84才という天寿を全うしました。彼の生き方から学ぶものは今も多くあります。
癌になるということは、強いストレスを受けます。いろいろなストレスコントロール法がありますが、癌の人も、できるだけ楽しい時間を持つことは、大いにストレスを減らすことに役立ちます。できるだけ楽しいことを追求しましょう。楽しいことに没頭している瞬間は、悲しいこと、苦しいことは忘れていられます。毎日毎日、楽しい瞬間瞬間を過ごし続ければ、その間必ず免疫力は良好のはずです。がん治療に役立つことは間違いありません。ぜひ楽しい日々、楽しい一瞬一瞬を過ごしてください。



【私らしく生きる】 
病と闘う会員の様々な姿の特集・・・第3回目

絶望から希望へそれが奇跡だった!

私は十六年前、右肺に鶏卵大の腫瘍が出来、それを某病院にて切除して戴いた経験がございます。その後は定期的にCT等の検査を行い、何事もなく十数年が経過いたしましたが、一昨年十二月の検査で、左肺の上葉に小さな影が発見されました。病院では少し様子を見て行こうということで、毎月検査を行うことになりました。そして昨年八月の検査で、それが施術の難しい場所に出来た癌腫であることが判明し、それをなるべく早い時期に切除することを薦められました。丁度その一月前、私の縁戚の者が、肺癌の施術後二年でなくなられたばかりの時でした。私は自分の高年齢と考え併せた時、絶望感に打たれながらも手術は絶対に避けたいと思いました。そこで私は私なりに知人や医師等に助言を求めました。その結果はこの場合、次の三つの方法しかないことが解りました。
一つは手術をお受けすること、二つ目は抗癌剤や放射線等による治療の方法、三つ目は自然に任せる方法でした。その時、何故か或る友人から受けた「奇跡は必ずあります」という助言の力が、私の選択肢を自然による方法に決定させました。
 自然療法に決定した時、私の頭に最初に浮かんだのが或る集会で聞いたことのある、水上先生のお話でした。そこで直ちに水上先生のクリニックをお訪ねいたしました。これが奇跡の第一歩だったのです。
 昨年の九月二十五日に第一回目の点滴を受け、それから二十回目にも満たない十二月十三日の受診の日に、先生が非常に興奮して居られました。それというのは、私が最初先生をお訪ねした時のCTの映像と比べて、その時の映像の腫瘍の大きさが明らかに小さくなっていたからです。その時の私の喜びは大変なものでした。しっかりと先生と手を握り合ったのを覚えて居ります。
 これが第二回目の奇跡、いや、当然の奇跡とでも呼ぶべきものだと思います。絶望感などは雲散霧消してしまいました。そして眼の前に光明がはっきりと見えて参りました。癌は怖くない、必ず治るぞという信念が湧いて来たのです。しかし、癌細胞という敵の簡単でないことは、周知のことです。
従って自分に充分な免疫力をつけながら、点滴等の優秀な武器を使用して戦えば、この強敵を完全にノックアウトすることも可能なことです。
 これこそが第三回目に現れる当然の奇跡であることを信じます。
 癌戦線の我が戦友に奇跡のあらんことを祈りつつ。(SK生)



【吉野梅郷の散策】

都心から電車で一時間余り、今回の目的地、吉野梅郷に到着です。以前私が梅林に行ったのは、もう忘れてしまう程前のことでした。気持ちがあっても、雑用や体調に気をとられ、なかなか実現しないまま年を重ねていました。私にとって、希望を語る会の行事は、特に楽しみなことで、久しぶりの梅林散策に朝からワクワクしながら出かけました。
 あいにくの寒さが影響したのか、参加者が少なくちょっぴり淋しい気もしました。しかし先生始め、皆の明るい笑顔に気を取り直して梅の公園を目指し、のんびりとウォーキング。日向和田駅より10分程で公園の入口に。2月に入ってから、例年より寒い日が続いていたので花の状態を気にしていましたが、やはり情報通り開花が遅れていました。今にも開きそうな蕾が、冷たい風にじっと身を潜めている様でした。それでも園内の小高い場所から辺りを見渡すと沢山の木々の中で、陽当たりの良い部分にまとまって開花している所もあり、「あと1〜2週間後には、それが一面に広がる事でしょう。そんな絵葉書のような満開の景色を皆で想像してみましょう」とイメージトレーニング?もしっかり出来ました。花は少々残念でしたが、お互いにお喋りをしながらブラブラと散策、お店に寄り道をしたり、Sさんサービスの甘酒を頂いて皆ニコニコ顔になったり。こんなささやかな事でも幸せな気持になりました。今回初参加のHさんが、「多少体調が悪くても思い切って参加してみれば、精神だけでも元気になれる。他の人も思い切って出てくるといいネー」とおっしゃっていたのが印象的でした。本当に同感です。
 お昼は梅尽くしの懐石弁当にしたつづみ。梅が様々な形に調理されちょっとびっくりでした。身も心も元気になったところで、終盤は恒例の場所へ。カラオケは腹式呼吸をするし、ストレス発散になり免疫力向上にもつながると水上先生もお勧めの楽しみです。上手な人もややそうでない人も、初めは一人、二人・・・段々気分が盛り上がり、皆で手拍子、口拍子、終わる頃には全員で合唱状態に。人数は少なかったけど本当に楽しい一日を満喫出来ました。次回もさらに楽しいひと時を作りたいと思っています。皆様是非御一緒しましょう!沢山の御参加をお待ちしています。(渡辺)



 

健康増進クリニック