新著
『日本人に合ったがん医療を求めて・・・
医師、患者、家族の方々に一番伝えたいこと』
上記のテーマの久しぶりの新著が11月12日発売となります!!
当院でも、Amazonでも購入できます。
戦後のアメリカ型がん医療にほころびが生じています。
私が医師になったころは、がん告知ゼロ。
今はほぼ100%。
しかし、うつになって自殺する確率は欧米の8倍です。
日本人はうつになりやすいのが配慮されていません。
私は、がん告知はすべきとは思いますが、人によっては、
ワンクッション置いてもいいのではと考えています。
いろんな報告でも、がん告知を避けたい人が半分くらいいます。
要するに、患者さんが何かしらの希望を持てるような告知が望ましいと思います。
また、様々ながん医療の選択肢から、主体的に選び取れる患者さんは日本人には少ないです。
間違いなく米国型医療の押し付けでなく、日本人に合ったがん医療が今や求められていると確信しています。
私の半世紀にわたるがん診療の中で、患者さん達から教えられてきたことを正直に吐き出しました。
これからのがん医療は、医師と患者さんが心を通わせて、
新たに創っていく医療です。
ぜひ新著を読んでいただいて、感想をお知らせください。