最近驚いたことがあります。
今までは、日本人の生涯癌罹患率が2人に1人と言われてきましたが、
国立がんセンター研究所からの最新報告で、
男性の65.5%、女性の50.2%が癌と診断されています。
男性の2/3、女性の1/2が癌になるのは衝撃的です。
一番大きな原因は、日本人の高齢化で、年と共に免疫が下がり、
細胞の遺伝子のエラーも蓄積され、発癌はやむを得ません。
多くの患者さんは、なぜ私なのかと悩みますが、
こうなると、癌になるのは日本ではごく普通の現象と言わざるを得ません。
この勢いで寿命が延長すると、近い将来男性の3/4、女性の2/3が癌に罹ることになります。
我が国は長寿のため、間違いなく世界一の癌大国です。
加齢には逆らえませんが、遅くすることは可能という研究が進んでいます。
喫煙は8年寿命を縮めますし、大酒も睡眠不足も避けるべきです。
そこで私が考えたのはこうです。
癌増加の大きな背景に加齢があるのなら、積極的に抗加齢的な日常が、癌化を防ぐことにつながります。
そして、抗加齢的なライフスタイルが、癌治療にも役立ちます。
当院で長年行っている超高濃度ビタミンC点滴、放射線ホルミシスもオゾンも
すべて多様なメカニズムを通して、抗加齢にも効果があります。
肌が若い人ほど内臓が若いことが分かっていますが、これらによってほぼ全員肌がきれいになり、
それは細胞の若返りを意味すといっても過言ではありません。
癌になっても、抗加齢的な生き方を日々黙々と実践することは、
予防同様、治療に役立つことを断言します!!