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加齢が癌の根本原因

2020/08/06

 最近驚いたことがあります。

今までは、日本人の生涯癌罹患率が2人に1人と言われてきましたが、

国立がんセンター研究所からの最新報告で、

男性の65.5%、女性の50.2%が癌と診断されています。

男性の2/3、女性の1/2が癌になるのは衝撃的です。

一番大きな原因は、日本人の高齢化で、年と共に免疫が下がり、

細胞の遺伝子のエラーも蓄積され、発癌はやむを得ません。

多くの患者さんは、なぜ私なのかと悩みますが、

こうなると、癌になるのは日本ではごく普通の現象と言わざるを得ません。

この勢いで寿命が延長すると、近い将来男性の3/4、女性の2/3が癌に罹ることになります。

我が国は長寿のため、間違いなく世界一の癌大国です。

 

 加齢には逆らえませんが、遅くすることは可能という研究が進んでいます。

喫煙は8年寿命を縮めますし、大酒も睡眠不足も避けるべきです。

 

 そこで私が考えたのはこうです。

癌増加の大きな背景に加齢があるのなら、積極的に抗加齢的な日常が、癌化を防ぐことにつながります。

そして、抗加齢的なライフスタイルが、癌治療にも役立ちます。

当院で長年行っている超高濃度ビタミンC点滴、放射線ホルミシスもオゾンも

すべて多様なメカニズムを通して、抗加齢にも効果があります。

肌が若い人ほど内臓が若いことが分かっていますが、これらによってほぼ全員肌がきれいになり、

それは細胞の若返りを意味すといっても過言ではありません。

 

 癌になっても、抗加齢的な生き方を日々黙々と実践することは、

予防同様、治療に役立つことを断言します!!

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